★NY同時多発テロ★
                          先日、テレビで2001年のNY同時多発テロの番組が放送されていました。
                            もう、そんなに時がたってしまったのかと思う反面、この出来事は決して忘れられてはいけないと思いました。
                            最近、テレビでは毎日のように事件が起こっています。
                            命を自ら絶つ人もいます。
                            番組を見た後、インタネットをみているとこんな書き込みとともに、当時ネットで私もよく見かけていた言葉がありました。
                            今を大切にしよう・・・・ありがとうと伝えよう・・・・精一杯生きよう・・・・
                            忘れかけていたものを思い出しました。
                          「最後だとわかっていたなら」 これは、テロによって大切な人を失った人の詩です。
                            みなさまにも、何か感じていただけるものがあればと思っております。
                          院長 東義隆
                           誰かに優しくするのをこわがっていませんか?
誰かに優しくするのをこわがっていませんか?
                            素直になれないときがありますか?
                            大切な人に、大切な言葉を伝えるのを「次の誕生日」「仕事が落ち着いたら」と、先延ばしにしていませんか?
                            プライドが邪魔したり、明日があるさ、とのんびりしていたり。私はいつもそうです。
                            だけどこの詩を、ある方から教えていただき、思い出しました。
                            2001年のNY同時多発テロのあと、ネット上でよく見かけた詩です。
                            5年後の今、世界はいい方向に動いているでしょうか?
                            私たちは、一日、一日をめいっぱい生きていますか?
                            大切な人に大切だよ、と言葉で伝えているでしょうか?
                          
                            「最後だとわかっていたなら」
                            あなたが眠りにつくのを見るのが最後だとわかっていたら私はもっとちゃんとカバーをかけて神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう。
                          あなたがドアを出て行くのを見るのが最後だとわかっていたら私はあなたを抱きしめてキスをしてそしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう。
                          あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だとわかっていたら私はその一部始終をビデオにとって毎日繰り返し見ただろう。
                          確かにいつも明日はやってくる見過ごしたことも取り返せる。
                            やりまちがえたこともやり直す機会がいつも与えられている。
                            「あなたを愛している」と言うことはいつだってできるし「何か手伝おうか?」と声をかけることもいつだってできる。
                          でももし、それがわたしの勘違いで、今日で全てが終わるとしたらわたしは今日どんなにあなたを愛しているか伝えたい。
                          そして私達は忘れないようにしたい。
                            若い人にも年老いた人にも明日は誰にも約束されていないのだということを。
                            愛する人を抱きしめるのは今日が最後になるかもしれないことを。
                            明日が来るのを待っているなら今日でもいいはず。
                            もし明日がこないとしたらあなたは今日を後悔するだろうから微笑や抱擁やキスをするためのほんのちょっとの時間をどうして惜しんだのかと。
                            忙しさを理由にその人の最後の願いとなってしまったことをどうしてしてあげられなかったのかと。
                          だから今日、あなたの大切な人たちをしっかりと抱きしめよう
                            そしてその人を愛していること、いつでもいつまでも大切な存在だと言うことをそっと伝えよう。
                            「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう。
                            そうすればもし明日が来ないとしてもあなたは今日を後悔しないだろうから。