歯周病菌による口内の炎症が、胎児の成長に影響し、早産を引き起こすことがあります。歯周病の妊婦さんは、歯周病でない妊婦さんと比べて、早産や未熟児を出産する確率が7倍とも言われています。
歯周病が肺に感染し、肺炎になることがあります。
糖尿病の患者さんが歯周病にかかっていると、血糖コントロールが難しく、さらに悪化してしまう可能性があります。
重症になると、歯周病菌による炎症から血栓ができやすくなるため、動脈硬化を招き、心筋梗塞や狭心症などを引き起こすことがあります。また心臓の内側にある心内膜の炎症を引き起こし、細菌性心内膜炎になる場合もあります。
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